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2024年 5月 14日 ~受験勉強とテスト勉強を両立する3つの秘訣~
皆さんこんにちは!東進ハイスクール石神井校担任助手の奥村です。
GWがつい先日のように感じられる今日この頃、既に5月に入ってから2週間が経過しました。
さて本日は、最近校舎でも耳にする話題である“定期テスト”との向き合い方についてお話ししていこうと思います。
高校生にとって大きな壁となるのが定期テストです。一般の高校の定期テストは、中間2回・期末2回・学年末1回の計5回だと思います。
高校によって時期のずれはあると思いますが、大体5月半ばから終わりにかけて進級してから初の中間テストが行われます。
定期テストは、実施される期間の約1週間前からほとんどの部活動が禁止になり、またテスト当日は午前中で学校が終わる事が多いという特徴があります。
全生徒が勉強に専念するべき期間として、学校が認識しているとも言えますね。
今回はテスト期間というものを、“テスト1週間前の週+テストの週”の約2週間として定義させていただきます。
このテスト期間ですが、年に5回あるということで1年の内で2ヶ月程度を占めるものになっています。1年間の1/6を占めているのは驚きですね。
高校生の皆さんはこの時期になると、どうしても受験勉強の進捗がイマイチになってしまいがちですよね。ただ1年の内の2ヶ月という期間は、あまりにも長いです。
例えばテスト期間にテスト勉強にのみ時間を割いている人は、第一志望校合格のために1年間でやらなければいけないタスクを10ヶ月でこなす必要が出てきます。
12ヶ月→10ヶ月ということで、テスト期間以外の勉強は当初の予定の1.2倍の進捗が求められます。
テスト期間にどれだけ受験勉強に時間を割けるかが大事というのは理解していただけると思います。要は両立をしようということですね。
“頭では分かっているけど出来ません”という方のために、定期テスト期間を乗り越えるための考え方・行動をいくつかご紹介しようと思います。
1、学校の授業は常にちゃんと聞いておく
大抵の人はまずはここからです。定期テストは学校の授業の範囲を大きく超えてくる難易度ではない筈なので、
そもそも授業がきちんと理解できていれば焦る必要はありません。
今回のテストには間に合わないかもしれませんがオススメです。
2、わからないを作らない・残さない
受験勉強にも言えることですが、わからないことがあることは非常に危険な状態です。学校の授業であれば、その授業の先生に質問しに行きましょう。
質問しに行くのが怖い・緊張するという声を聞いたことがありますが、学校の先生に限って言えばむしろ学生が自分の授業を理解しようとしてくれている、
と好意的にとらえてくれるでしょう。
3,受験勉強の全てをテスト勉強に置き換えない
テスト期間に受験勉強の時間がなくなる直接的な理由は、受験勉強の全ての時間をテスト勉強の時間に置き換えようとしているからだと考えます。
”テストが忙しくて受験勉強が出来ない”と言っている人は勉強時間の最大化が出来ていないケースが多いと思います。
普段、受験勉強にあてている時間はなるべく減らさずに、部活offなどで空いた時間や趣味の時間などをテスト勉強に割く意識を持つと良いです。
勉強に最適な2週間です。この期間くらいは勉強以外の時間を極力減らして勉強と向き合ってみて欲しいです。
第一志望校に合格している先輩は、こういう所で他の受験生と差をつけています。
テスト勉強によって受験勉強に充てられる時間が減ってしまうのは仕方のないことかもしれませんが、0になるのは改善の余地があるのでは?と思ってしまいます。
定期テストとの向き合い方を改めて考えたうえで、この2ヶ月を有効活用していきましょう!!
2024年 5月 13日 部活の引退と受験勉強
2024年 5月 12日 自身の真の実力が測れる模試
皆さん、こんにちは。東進ハイスクール石神井校の担任助手、中原です。
5月19日(日)に早慶上理・難関有名国公立大模試と全国有名国公私大模試が行われます。これらの模試は先月末に行われた共通テスト本番レベル模試とは異なり、記述形式の模試になります!
マーク形式の模試と比べると、記述形式の模試は解答時間や解答用紙の大きさといった制約の中で、自分の考えや理解を文章にしなければなりません。そのため、ただ問題を解くだけでなく、その背景や理論、論理的な展開をしっかりと説明できることが求められます。
そのため、
『マーク形式にくらべて記述形式だと良い点が取れない』
と悩む生徒も少なくないのでは?と思います。
マーク形式の模試で高得点が取れていても記述形式だとなかなか点が取れない場合は正確な理解と表現力が不足している証拠ですのでしっかりと復習し、自信の実力を見つめ直す良い機会にしましょう!
それでは記述形式の模試に向けてのおすすめの勉強を2つご紹介します。
- 基礎基本の徹底
前述のとおり、マーク模試では何となくの理解で点が取れていた範囲でも、記述模試だとそうはいきません!日頃の勉強の中で感じる苦手や不安な部分を基礎レベルからしっかりと復習しておきましょう! - 記述表現の練習
マーク模試とは異なる形での解答形式に戸惑わない様に、論理だてて自身の解答を採点者に向けて表現する練習をしましょう。特に数学では数式以外に言葉を使って答案を構築していく力が求められています。様々な問題集に取り組む過程でこれらのことを意識できると良い対策になります。
模試当日は、緊張するかもしれませんが、これらの勉強方法を活用して臨んでください。自信を持って挑戦しましょう!
残り一週間、全力で勉強を頑張る皆さんを私たちも応援しています!