共通テスト本番までいよいよ1か月を切りました。今日を含め、あと4回日曜日が来たら本番です。この限られた時間をどう使うかが、結果を大きく左右します。ここからのラストスパートは、効率的に実力を伸ばすとともに、試験本番でその力を最大限発揮する準備を進めることがカギとなります。
1. 過去問演習:形式に慣れる
過去問演習を進める中で、直前期には特に「共通テストならではの形式に慣れる」ことを意識しましょう。例えば、英語ではパラフレーズ(言い換え)に対応する力を磨き、数学では誘導に乗るコツを掴むことが重要です。問題を解く際には、誘導に従った解法を試しながら、必要なメモを適切に取る練習も行いましょう。このような対策を繰り返すことで、試験本番でも慌てずに解ける力が身につきます。
2. 基礎を年内に仕上げる
基礎が不十分だと、応用問題や過去問に取り組んでも効果が薄くなります。年内が基礎を詰め切る最後の期間で、1月からは共通テストや二次試験・私大試験の対策に時間を大きく割くのが理想的です。年内には、数学や理科の原理・公式や英語の単語・熟語・文法、社会の重要用語など、「これが理解できていないと伸びない」という範囲を完成させましょう。基礎がしっかり固まっていれば、年明けからは過去問演習や模試の復習に集中しやすくなります。
3. 生活リズムを整え、体調を最優先
試験本番で実力を100%発揮するには、安定した生活リズムを保つことが不可欠です。冬休みだからといって昼前まで寝るのはNG。朝型生活を徹底し、試験当日と同じ時間帯に頭が働くよう調整しましょう。
また、直前期だからといって睡眠時間を削るのも絶対に避けてください。睡眠不足は集中力や判断力を著しく低下させるだけでなく、体調を崩す原因にもなります。まして体調を崩してしまえば、勉強時間そのものが減り、努力が無駄になってしまいます。体調管理を最優先に、質の高い勉強時間を確保しましょう。
最後に
あと1か月弱という時間は短いようで、まだ多くのことができます。過去問演習を計画的に進め、基礎をしっかり固め、生活リズムを整えて本番に備えましょう。努力は必ず結果につながります。試験本番で最高の自分を発揮できるよう、今からできることを全力で取り組んでください!