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2024年 1月 5日 直前期 油断大敵
皆様、突然ですが「あけましておめでとう」は何日まで言ってよいかご存じででょうか?
答えは15日、小正月までが新年の挨拶を用いてよい期間ということになります。
受験生の皆様、お世話になった人にはしっかりと挨拶をしましたか?
貴方が今こうして勉強できているのは、金銭的援助をしてくれている両親や、
親族の存在、そして学校の先生の存在が大きいかと思います。
そういった人達には2023年のお礼と2024年もよろしくお願いしますの意味も込めて新年の挨拶をしましょう。
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担任助手2年の吉村です、前置きはこのくらいにしてさて、本日は、大学入学共通テストまで残り10日を切った今、
「直前期のやる気維持法」に関してお話したいと思います。これは私自身が2年前に受験を経験したのですが、
その際直前期、突然やる気が落ちてしまい、勉強の手が止まってしまったことがあったので、本日は如何にして直前期、
モチベーションを下げずに努力するかを伝授したいと思います。まず初めに原因分析から、直前期、
人はなぜ失速するのでしょう?往々にしてそれは、「油断」からなるものであると推察できます。
志望校や目標までかなりの距離があった、受験勉強開始当初と比べ、現在は志望校まであと残り僅かといったところまで
迫ってきています。皆様にもその実感があることを願っています。只、そんな状況下において最も危惧しなくてはならない
状況とは「油断・慢心」に陥ることです。残り僅かであるが故に、死に物狂いで勉強に励めない、
貪欲に学習できない人が多く存在します。(自分もその1人でした)そしてその詰めの甘さは
結果として如実に表れることになります。では、そんな状況を回避するために、直前期の油断を無くす、
ないし軽減するにはどのように行うのがベストでしょう?案としては2つ程存在します。1つは外発的動機付け、
則ち制約を設けることで日々のタスクを消化していくというものです。「今日このタスクが達成できなければ○○」
「ここまでできたら△△」のように、達成で自分に罰か褒美を与えるような形です。実際私は、
「今日中に日本史の一問一答が20ページ進まなければ、明日朝は走って塾に行く!」というような肉体的に
疲れる罰を貸していました(笑)というような、外発的動機付けが1つ。そして、可能であれば望ましいのがもう一つ、
内発的動機付けです。「なぜ大学受験を行うのか」「なぜあなたはこの大学に行きたいと考えるのか」
といった受験勉強の根本を問いかけるものです。あなたが志望校を志した当初には、どんな思いがあって
受験勉強を開始しましたか?その思いを再点火し、受験日まで走る、これもまた油断への対策といえます。
まとめると、受験直前には油断に陥ることがあるが、それは
①外発的動機付け(罰と褒美)や②内発的動機付け(想い)
によって打破することができます。
残り数か月で私大受験や国立受験がやって来ます。悔いのない受験生活を送れるように、その期間頑張っていきましょう。